袋町「魚寅」。広島中心部で迷ったらここ。刺身と地酒、一人で完結する夜。

一人飲み

平和大通り沿いのホテルにチェックインし、PCを閉じる。時刻は20時。

流川の喧騒へ繰り出すほど若くもなく、かといってコンビニ飯で済ませるほど枯れてもいない。

「少しだけ、広島らしいものを食べて帰りたい」

そんな我儘な独り言を抱えて、袋町の暗がりを歩く。

入店の判断:20:15

ガラス戸越しに中を覗く。手前の立ち飲みカウンターには、仕事終わりの地元客。奥のテーブル席には、自分と同じように一人でグラスを傾ける男がいる。

「一人だ」と告げると、過不足ない距離感で席へ案内された。

この「放っておいてくれるが、拒絶はされない」空気。一人客にとって、これ以上の贅沢はない。

実食:刺身盛合せと地酒

まずは「刺身盛合せ」を注文。5種盛りで600円台。派手な盛り付けではないが、切り口が立っている。広島の地酒を合わせる。

特に名物というわけではないが、一口ごとに今日の仕事の緊張が解けていくのがわかる。

「絶品」を求めているわけじゃない。こういう「外さない安心感」が、出張の夜には必要なんだ。

チェックリスト

一人耐性
◎(カウンター・立ち飲みあり。一人客が標準)

静かさ
◯(適度な活気はあるが、干渉はされない)

滞在しやすさ
◎(サク飲みも、じっくり腰を据えるのも可)

予算感
2,500円

この店に向いている人

  • 広島中心部のホテルに泊まっていて、夕食難民になりそうな人
  • 派手な観光客向けの店より、実直な地元の名店を好む人
  • 安くて旨い魚で、今日一日を労いたい人

店を出ると、夜の広島の風が心地いい。特に何かを成し遂げたわけではないけれど、「今日はこれで良かった」と思いながら、また明日の準備をする。

来週も、ひとりでふらっと入れる店を探しに行きます。

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