20時。横川の街は、中心部の喧騒を程よく削ぎ落とした、落ち着いた空気がある。
川を渡り、少し歩いた先にある『横川橋 康次郎』。暖簾をくぐると、洗練された和の空間が広がっていた。
カウンターに座り、まずは冷酒を。
蕎麦屋で飲む「蕎麦前」という時間は、どこか大人の嗜みを感じさせてくれる。
海老と蕎麦の実の焼みそ。香ばしさが鼻を抜け、酒が進む。
阿波尾鶏のつくねは、軟骨の食感と濃厚なタレが、冷酒のキレを際立たせる。
〆は、せいろ。
毎日打ち立てという蕎麦の香りが、一日を静かに締めくくってくれる。
1時間半。6,500円。
中心部から少し足を伸ばした価値は、十分すぎるほどにあった。
| アクセス | JR横川駅より徒歩10分、広電横川一丁目駅より徒歩2分 |
|---|---|
| 営業時間 | 18:00〜21:00(L.O. 20:30) |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
| 一人予算 | 6,000円〜8,000円 |