広島の夜、一人で飲みたい男へ。全部エリア別に整理した。
「広島、一人飲み、男」。
検索するたびに出てくるのは、観光向けのキラキラした記事か、逆に敷居が高そうな割烹ばかり。俺が欲しいのはそのどちらでもない。新幹線降りてすぐ、あるいは仕事終わりに、スッと入れて、静かに酒と向き合える場所。カウンターの片隅で一杯やりたいだけなんだ。
広島に来て何年か経つけど、ようやく「このエリアならここ」っていうのが固まってきた。エリアごとに整理したから、自分の状況に合わせて選んでほしい。
目次
① エキニシ・広島駅周辺 ― 新幹線前後の駆け込み需要
新幹線を降りて、あるいは乗る前の30分。エキニシは一人飲みの入門エリアとしては完璧だ。駅直結で迷わないし、探索コストが圧倒的に低い。問題はどの店もピーク時は混むこと。開店直後か、21時以降のセカンドラウンド狙いが正解。
魚菜小町(詳細)
エキニシの喧騒にありながら、カウンターに座れば別世界。何より、深夜までやってるのがありがたい。新幹線が遅延した夜でも安心して魚をつまめる。日本酒の品揃えも地元中心で外さない。
炭焼 壱(詳細)
炭が爆ぜる音と煙の匂い。これだけで酒が進む。串焼きを一本ずつ頼みながら、ビールで流す。迷ったらここに潜っとけば間違いない。値段もエキニシ価格で良心的。
暁煙(詳細)
燻製の香りに包まれながら飲む一杯は、旅の疲れを確実にほどいていく。エキニシの中でも比較的新しい店だが、一人客の入りやすい雰囲気。燻製卵とハイボールで軽く流すのが俺のルーティン。
エキニシで一人飲むコツ
19〜20時はどの店も満席に近い。18時開店と同時か、逆に22時以降の遅めスタートが狙い目。エキニシは店の距離が近いから、はしごもしやすい。
② 流川・薬研堀 ― 歓楽街のど真ん中で孤独を選ぶ
広島最大の歓楽街、流川。正直、ここは「一人で来る場所」ってイメージではない。キャッチが声をかけてくるし、ネオンが派手すぎる。でも、その喧騒の裏路地に、一人で座るための椅子がちゃんとある。
和肉 正(詳細)
肉の一枚に集中できる。これに尽きる。カウンターの距離感が絶妙で、隣の客と目が合うこともない。広島牛の赤身を一枚、塩で。酒はハイボールで通すのが合う。
酒肆 碧(詳細)
薬研堀の喧騒から一歩入った場所に、ひっそりと構える。日本酒の品揃えが異常に良い。店主が一人でやってるから時間はかかるけど、急いでない夜にこそ合う。
にじいろ(詳細)
流川の路地裏、二階。階段を上がった先に、静かな空間が広がる。一人で来てる客がほとんどだから気を使わない。野菜料理がメインで、胃にも優しい。
流川で一人飲むコツ
キャッチは無視していい。目的の店の場所だけ調べて、スマホ見ながら一直線に歩け。路地裏に入れば静かになる。薬研堀側の方が落ち着いた店が多い。
③ 八丁堀・袋町 ― 仕事終わりの静かな〆
ビジネス街である八丁堀と袋町。昼はサラリーマンで賑わうけど、夜は人が引けて落ち着く。取引先との飲み会が嫌で、一人で抜け出した夜に何度も助けられたエリアだ。
炭焼 余白(詳細)
店名通り「余白」がある。急かされず、静かに炭焼きと向き合える。赤鶏の炭焼きは外せない。酒は焼酎の水割りでゆっくり。〆の〆までここで済ませられるのが強い。
割烹かわそえ(詳細)
仕事が長引いて21時過ぎた時。軽めの割烹で自分を労いたい夜に。値段は張るけど、その分の価値はある。特に椀物の出汁が効いてて、飲んだ後の身体に染みる。
わいく(詳細)
袋町の裏路地。黄金の出汁が看板で、実際に染みる。締めの雑炊までセットで行ける。店の雰囲気も柔らかくて、一人でも全く気を使わない。
八丁堀で一人飲むコツ
20時過ぎるとオフィス街は人が減る。その分、店も空いてくる。袋町方面に歩けば裏路地に良い店が転がってる。表通りより一本入った方が確実。
④ 横川 ― 地元の空気に溶け込みたい夜
広島駅から一駅。横川は観光客がほとんど来ない、地元の飲み屋街。値段も良心的だし、何より変な気を遣わなくていい。静かに飲みたいけど、エキニシは飽きたって時に。
横川まとめ記事(詳細はこちら)
横川を一通り網羅してるのはこれ。路地裏の小さな店から、落ち着いた割烹まで。横川が初めてならまずここを見てほしい。
横川で一人飲むコツ
駅から徒歩圏に店が密集してるので、はしごしやすい。値段が安いから、3〜4軒回ってもエキニシで2軒行くのと同じくらい。22時過ぎると閉まる店もあるから注意。
⑤ 銀山町・胡町 ― 飲み屋街の喧騒から少し引いて
流川ほど派手じゃないけど、確かに飲み屋が密集してるエリア。銀山町の路地は迷路みたいで、探索する楽しみがある。胡町方面に行くと、少し落ち着いた店が増える。
銀山町まとめ記事(詳細はこちら)
銀山町・えびす町エリアをカバー。個人的に好きなのは路地裏の小料理屋。カウンター6席しかないような店がゴロゴロしてる。
銀山町で一人飲むコツ
地図アプリだけじゃ見つけられない路地裏が宝庫。一度フラっと歩いてみて、気になった暖簾をくぐるのが正解。失敗もあるけど、それも含めて楽しいエリア。
⑥ まとめ ― 広島一人飲みの黄金ルート
広島の夜を一人で飲むなら、エリア選びで8割決まる。
- 急いでる・駅チカで手っ取り早く → エキニシ(炭焼壱 or 魚菜小町)
- 仕事終わりに静かに〆たい → 八丁堀・袋町(炭焼余白)
- 少し冒険したいけど落ち着きたい → 横川(横川まとめから)
- 歓楽街の空気を感じたい時だけ → 流川(和肉正)
- 探索気分で路地裏を歩きたい → 銀山町
広島の夜は、ネオンに飲まれるためにあるわけじゃない。自分のペースで、自分のために飲む。そのためにあるのが、この街のカウンターだ。
今夜はどこで閉める?