広島一人飲み|22時以降の救済。深夜のカウンターで、自分を取り戻す5選。

まとめ

22時を過ぎた広島。
路面電車の音も疎らになり、駅前の喧騒が少しずつ夜の静寂に溶け込んでいく。
ホテルへ帰るにはまだ早く、かといって賑やかすぎる店は今の自分には眩しすぎる。

仕事の残響を消し、明日への活力を静かに養う。
深夜のカウンターには、そのための「救済」が用意されている。

深夜2時まで。エキニシの入り口で救われる。

広島駅のすぐ隣、エキニシ。
ここは深夜まで灯を絶やさない店が多いが、中でも魚菜小町は一人客にとっての「避難所」だ。
深夜2時まで。瀬戸内の鮮魚と向き合い、冷えた地酒を喉に通す。
深夜に味わう刺身の透明感は、なぜこれほどまでに鋭く、心を落ち着かせるのだろうか。

同じくエキニシの路地裏にある酒と辛味 のそのそもいい。
スパイスと日本酒。意外な組み合わせが、深夜の思考を心地よく解きほぐしてくれる。

流川と横川。中心部とその外縁の静寂。

流川の喧騒を一歩抜けた場所にあるますのすけ
22時を過ぎて、落ち着きを取り戻した店内の空気を独り占めする。
一品一品に宿る丁寧な仕事が、今日一日戦った自分への報酬のように思える。

一方、路面電車に揺られて向かう一貴(横川)
中心部の騒がしさを離れたこの街で、深夜24時まで炭火を眺める時間は格別だ。

最後は、カクテルの冷たさに沈む。

もし、言葉すらも必要ない夜なら。
BAR 広島(胡町)の重厚なドアを開ければいい。
深夜3時まで。バックバーに並ぶボトルの静かな光と、氷がグラスに当たる音。
それだけで十分だ。

今夜も、これでいい。

店を出ると、夜風が少しだけ冷たかった。
深夜の広島。一人の時間を納得して終えられる場所を知っているだけで、明日の朝は少しだけ足取りが軽くなる。

今夜も、いい夜だった。